普段は車移動ばかりしていると、たまにぶらっと歩ける時がことさら嬉しかったりします。
昔から馴染みのある川沿いの町。
去年まで来てたかしら?
見慣れた川辺の景色に、2羽の白鳥が加わりました。
車窓からとても気になってて、ちょうど時間ができた先日、ぽてぽて歩いて尋ねて行きました。
流石に手ぶらはどうかなと思い、蒸しパン1つ手土産に。
水際まで降りて行って、ちぎった蒸しパンを2羽の近くにぽちゃり。
すぐにお尻をふりふり、泳いで来てくれました。
なんか、かすかにブーブー言ってるけど……
あっという間に、蒸しパン無くなったけど……
ごめん、1つしか持って来てなかった……
つぶらな瞳と、ふりふりのお尻と、ブーブー言う声が刺さる……
次は3つくらい持ってくるね。
諦めて川底の水草を食べ始めた2羽に別れを告げ、しばらくぽてぽてと歩く。
川沿いから町へ戻れば、歩道には星のかけらみたいな落ち葉。
サクサク、カラカラ、踏み踏み歩く。
信号で止まった先には、ご遺族に見送られて車に消えていく布のかかったストレッチャー。
近くの神社に吸い込まれていく、オレンジ色の七五三の振り袖。
路面電車が通るレトロな橋では、何かの撮影クルーと多分噂を聞きつけて様子を見に来た人たち。
落ち葉を巻き上げる風は冷たくて、でもじんわり汗ばむ秋晴れの中、久しぶりの色んな景色の秋さんぽ。
スポンサーサイト
- 2017/11/04(土) 22:30:17|
- ピタさんの徒然
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
夕暮れから明け方にかけて、だんだんと涼しくなってきました。
世間は9月で新学期の土曜日。
気持ちがいいので開け放っていた窓の外では、学校が始まり1週間ぶりのお休みを楽しむちびっ子の笑い声が響いてきます。
無邪気で天真爛漫とはきっとこの声のこと。
そんな声を聞きながら、いよいよイベントシーズンである秋の気配が近付き、ピタさんも夏休みにふやけた頭とだれた身体に気合を入れ直します。
早速、今月末には丹波(兵庫)でのイベント「アート・クラフト フェスティバル in たんば 2017」へ。
おかげさまで続けての出品が叶い、今からとても楽しみなイベントです。
他にもいくつか申し込み中のため、結果にどきわくしつつ、ここからピュンと時間が過ぎて行くのもそろそろ分かっているので、ちゃきちゃき作業をしていこうと思います。
お馴染みの笛たちはもちろん、ピュンと来る来年に向けて新作や試作も盛りだくさん。
相変わらず、相方と会えば夢と妄想膨らむ打ち合わせが尽きないpitter×patterですが、その中のほんの欠けらずつでも、形にしていきたいと思います。
なにせピュンと来るから。
だんだん加速してるから。
外から響いて来る笑い声。
きっとあの子たちには、来年なんて先のまた先。
さて、もう一踏ん張り作業を進めておきましょう。

試作いろいろ打ち合わせ
- 2017/09/10(日) 00:31:56|
- ピタさんの徒然
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
「暑いですね~」
そんな言葉も、もう耳にタコが出来るくらい言って言われる今日この頃、いかがお過ごしでしょう?
いい加減、違う言葉は無いもんかと思うのですが、どうしても口から飛び出て来ますね。
いよいよ夏休みに突入した今月、ピタさんもちょこちょこ外出して来ました。
島根県松江市。
友人を訪ねて。
松江城の堀川周遊船というのに乗ってみたのですが、その日は曇りで日差しも和らいでいて風が強く、水面をゆったり進む景色と相まってとても涼しい時間でした。
そして、先日は東京都から静岡県へ。
甥っ子を訪ねて。
初めて静岡県伊東まで、車で行きました。
ハイブリットなお車で3人旅。
途中休めるし、乗り心地静かで快適だし…
いつも1人イベントに望む時とは大きな違いを実感し、ちょっと秋が不安な事は秘密です。
道中、富士山を見るのを楽しみにしていたのですが、結局山裾か登頂部がチラッと見えただけで終わってしまいました。
残念。
そして、田貫湖の周りを自転車で巡ってみるという体験もしました。
この時も生憎の曇りでしたが、逆に涼しくて気持ちよく、複雑な気分。
しかも、自転車に乗るのはここ10年でも数えるくらいだったピタさん。
フレームの細さに、生まれたての子鹿のような有様だったことは内緒です。
プルプル
活動を通して、色んな場所へ訪ねて行く機会が増えて来ましたが、たまには仕事も作業も絡まない旅もいいものです。
なんだかんだで、ちゃっかり夏休み気分に浸ったピタさんです。

静岡のサービスエリアで買ったお茶のソフトクリーム。
あり得ないスピードで溶けて行き、大慌てで食べました。
- 2017/07/30(日) 18:45:32|
- ピタさんの徒然
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昔から物を作るのが好きで、幼稚園の泥だんごから小学校の油粘土のケーキから、とにかくなんやかや作っていました。
今現在、土をこねて形をつくる作業をしていると、「あんたは昔から…」の流れでそんな話題が出てきます。
小学校低学年の時、多分お休みだった日に紙粘土で遊んだ時の話。
ホントは馬が作りたかったけど、あのスレンダーな足が難しいので、象を作ることにしてみた。
頭から鼻や耳を伸ばして、胴体から足を捻り出して4本足。
太くて短い足なら大丈夫。
と、思ったけど、柔らか粘土だと足がどんどん潰れてっちゃう。
ありゃりゃ。
なんとかしたくて取り出した爪楊枝。
足にブスッと刺せば何とかなるはず。
頭もこれで身体に刺せば、合体完成!
結局、台形の足をした象さんになったけど、乾いてから色も塗った灰色の象さんは、今でも実家に飾られています。
爪楊枝を芯にしていたのが、親から見ればちょっと特殊な行動だったらしく、未だに話題にのぼります。
自分でも鮮明に覚えてる粘土遊びは、他に雪だるまもありました。
今でも相変わらず、相手にしているのは土の塊。
やってる事はほとんど一緒だなぁと感慨深く、けど爪楊枝を使わずに細い足を付けれるようになっていたりして、やっぱりちょっと感慨深くなる。
そんなふとした作業の隙間。

- 2017/04/22(土) 22:49:25|
- ピタさんの徒然
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
「pitter×patter つちのふえ展 あられうた」無事終了いたしました。
会場にお越しくださった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
地元では旧暦でお雛様を出す家も多いので、我が家にもまだまだ煌びやかなお雛様が鎮座しております。
春ですね。
少し前には強い風も吹いていて、春一番かしらと思ったことも。
春ですね。
そして、ついに今年、目と鼻むずむず鼻水たらりん喉いがいがを発症しました。
……というより、数年ほど気のせいだと言い聞かせていたのですが、観念しました。
鼻声で唸る、怪しい人が私です。
春ですね。
顔面に刺激を感じない日が久しくありませんが、それも春爛漫な季節がやってくる知らせと思って、外では花の、中では粘土の粉にまみれて作品づくりに勤しみます。
写真は癒しの水まんじゅう。
手前は桜餡。
春ですね。

- 2017/03/29(水) 20:19:08|
- ピタさんの徒然
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
次のページ