普段は車移動ばかりしていると、たまにぶらっと歩ける時がことさら嬉しかったりします。
昔から馴染みのある川沿いの町。
去年まで来てたかしら?
見慣れた川辺の景色に、2羽の白鳥が加わりました。
車窓からとても気になってて、ちょうど時間ができた先日、ぽてぽて歩いて尋ねて行きました。
流石に手ぶらはどうかなと思い、蒸しパン1つ手土産に。
水際まで降りて行って、ちぎった蒸しパンを2羽の近くにぽちゃり。
すぐにお尻をふりふり、泳いで来てくれました。
なんか、かすかにブーブー言ってるけど……
あっという間に、蒸しパン無くなったけど……
ごめん、1つしか持って来てなかった……
つぶらな瞳と、ふりふりのお尻と、ブーブー言う声が刺さる……
次は3つくらい持ってくるね。
諦めて川底の水草を食べ始めた2羽に別れを告げ、しばらくぽてぽてと歩く。
川沿いから町へ戻れば、歩道には星のかけらみたいな落ち葉。
サクサク、カラカラ、踏み踏み歩く。
信号で止まった先には、ご遺族に見送られて車に消えていく布のかかったストレッチャー。
近くの神社に吸い込まれていく、オレンジ色の七五三の振り袖。
路面電車が通るレトロな橋では、何かの撮影クルーと多分噂を聞きつけて様子を見に来た人たち。
落ち葉を巻き上げる風は冷たくて、でもじんわり汗ばむ秋晴れの中、久しぶりの色んな景色の秋さんぽ。
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- 2017/11/04(土) 22:30:17|
- ピタさんの徒然
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