先日の本焼きの後、田舎のお田植えの時期が来てしまったので昨日はそちらに行っておりました。
流石に機械でお米の苗を植えるのですが、植えもらしが出来てしまうために、一通り人の手で植え直しをしていきます。
いわゆる五月女さんというやつです。
通常より長いゴル長靴をゴムベルトで縛って、なかなかの重装備。
ほっかむりに赤のたすき掛けで裸足…という伝統的な姿はどこにもありません。
しかしこの長靴、サイズがあってないと田んぼの泥にがっちり足首を掴まれて、足を持ち上げられなくなります。
植える姿勢は基本中腰な上に、足を抜こうと全力投球…
苗の列を一つ跨いで左右の二列ずつ、計五列をチェックしながら進んでいきます。
向こうの畦にたどり着いた時には
ぜぃぜぃ…
はぁはぁ…
平均年齢40の五月女さんたちは持てる力を振り絞って、次の実りを育むのです。
そして後には、まだまだ美しい田舎の景色が水鏡に。
二つの世界で異なるものは、汗水流した緑の苗葉のみ…
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- 2013/05/05(日) 23:19:32|
- ピタさんの徒然
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