迎えには行けなかったので、送り盆をするべく父の田舎へ。
胡瓜と那須の乗り物は用意しないが、お墓に昔からある木製の灯籠に火をともす。
送りの日の晩、日がくれる頃辺りの家から仏壇にある(実は名前を知らない)鐘を鳴らす音が聞こえて来る。
めいめいに、鐘を鳴らしながらゴザにくるまれた樒や花を持って、近くを流れる小川の橋へ。
こ~ん…
こ~ん…
かんかんかんかん
……ちびっ子がいるお家は、音が陽気。
橋に着くと蝋燭を立て、その火で線香を供え
「また来年」
の声と共に、ゴザの中の花を川に落とす。
次の日に、何故か我が家の親戚関係の話に。
正直、祖父母や従兄弟より遠い親戚のことがよく分からないため、この際まとめてみようと手元にあった新聞に書き書き…。
なんか、すごくややこしい代があり、祖父の兄は戦争で亡くなり、家の近くの護国神社に祀られているとはじめて知る。
毎年、初詣に行く神社。
何故か祖母の方が、死んだ義兄を思って涙する。
せっかくなので、祖父母と共に夏のお参り。
時期が時期だけに、みたま祭と書かれた提灯だらけ。
20歳で亡くなった彼。
私の方が長く生きた。
来年の初詣にはただ何かを願うだけでなく、彼に「ありがとう」と祈ろう。
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- 2013/08/17(土) 13:35:44|
- ピタさんの徒然
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