ピタパタ日和清々しい朝

清々しい朝

昨日から今朝にかけての窯番を終え、徹夜独特の気だるさを伴って車で帰路につきました。

ふと見ると、信号のない横断歩道の右側にランドセルの女の子。

反対車線の車も停車していたので、歩行者優先で止まりました。

横断歩道を駆け抜ける女の子。

何気ない日常の景色。
渡り切ったところで、いつも通り発進しようとした時…

女の子が立ち止まって、クルッと振り返り向こうを向いてお辞儀。

「ガバッ」という表現がぴったりな、直角のお辞儀を反対車線の車に。

そして、こちらにパッと向き直り、視線をあわせてお辞儀。

その間ほんの数十秒ほどの出来事。

つられて、こちらもお辞儀を返しました。
まさに「頭の下がる思い」とはこの事ですかね。

徹夜明けの、少しふわふわした朝の中、とても清々しい少女に出会いました。

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